開設後、売れるかが
不安

ネットショップを開業したとしても「本当に売れるのかな?」と不安になりますよね。
実際、ネットショップは開業しただけでは売れません。
お店を見つけてもらって、「ほしい!」と思っていただき、購入してもらうことが重要です。
そのような売れるネットショップを維持するには地道な努力や工夫が必要ですが、「具体的にどのようにすればいいの?」をイメージしておきましょう。

お店を見つけてもらおう

売れるネットショップにするためには、まずショップに訪れてもらうことがなによりも大切です。
お客さまにお店を見つけてもらうためにはいくつか方法があり、代表的なものを紹介します。

みんなが使うサービス上で見つけてもらう

instagramやtwitterなど告知につながるインターネットサービスを駆使して集客をする必要があります。
こういったサービスは

  • 個人でも簡単に情報発信ができる
  • 不特定多数の人と繋がれることができる

という特徴を持ち、宣伝には欠かせないツールとなっています。
サービスによって利用者層が異なってくるので、利用するサービスによって狙えるターゲットや宣伝手法を変える方法があります。
自分のネットショップが対象としたいお客さま層が多く利用しているサービスを選び、商品やショップを宣伝していくと良いでしょう。

ブログで宣伝する

ブログでの宣伝では、画像や文章で商品やショップを紹介し、最終的にショップへアクセスしてもらう流れをつくることができます。

先ほど紹介した「みんなが使うサービス」と比較して

  • 長文が入力できる
  • 写真や動画を何枚も入れることができる
  • 検索エンジンからの来客を期待できる

といったメリットがあり、既存のお客さまへ新商品やキャンペーンなどの情報発信の場として使用したり、新規のお客さまへのアピールとして活用することができます。

口コミで宣伝する

商品レビューなど、「実際に商品を使用したお客さまの声」によって商品やショップが宣伝されていく方法です。
実際に商品を手に取ることができないネットショップでは、実際に購入した人の口コミ(感想)は信頼性が高く、同じような悩みを持つお客さまの不安要素が解決されるきっかけとなり、売上にも大きく繋がります。
また、口コミは自然に発生し拡散されていくという特徴をもっており、費用をかけることなく、宣伝効果を得られる方法の1つです。
先に紹介した「みんなが使うサービス」で商品が紹介されるきっかけも得られるので、併せて意識するとよいでしょう。

購入へつなげる工夫をしよう

お客さまにショップを知ってもらえたら、次は「購入を促す」ことが必要です。

買いやすいネットショップにしよう

かんたんに商品が探せて、必要な情報が確認できることが重要です。
お客様の目線になって、欲しい情報が見やすい場所にあるか確認してみましょう。

  • ネットショップのデザインが見やすいものになっているか
  • 写真は商品の状態がわかりやすい状態になっているか
  • 商品の説明は、サイズや質感を含め詳細に書かれているか

魅力的な商品を売ろう

ここでいう魅力的な商品とは、デザインや機能性はもちろん、お客さまにとって“親切”であることが大切です。

  • 季節にあった商品が揃っているか
  • サイズが揃っているか
  • サイトに訪れるお客さまの性別・年齢層に合っているか

例えば、kidsファッションを販売している場合、購入する人の多くは「親」なので、親子でお揃いのコーディネートができる商品を扱うことで、ショップにきたお客さまをより一層満足させることができます。
また、冬なのに水着や半袖・タンクトップといった夏物アイテムがショップの一番上に表示されていると、「このショップには欲しいものがなさそうだな…」とショップを見ずに離れてしまうお客さまもいるかもしれません。

購入の決め手をつくろう

どんなに魅力的な商品があっても、実物を見ないで買うという点で、お客さまは少なからず購入を迷ってしまうこともあると思います。
こうした時に購入の決め手をつくる方法として、

  • メールマガジンを送る
  • キャンペーンやクーポンを実施する

また買ってくれる人を増やそう

集客や販促によってお客さまを獲得したら、今度はお客さまがリピーターとなるような工夫をしていきましょう。

ファンになってもらう工夫をしよう

好きなお店だったり、最後までとても丁寧に対応をしてくれるお店の商品は、また買いたいと思うものです。
購入してくれたことに感謝を伝えるメッセージカードを同封して安心してもらったり、先ほどの「みんなが使うサービス」でお客さまと交流したりすると、お客さまからの好感が得られます。

キャンペーンを開催してみよう

リピーターの獲得には、キャンペーンを行うこともとても効果的です。

  • ノベルティの配布
  • 2回目は送料無料
  • 2回目は10%オフ

といった特典は、「おトクに買えるならもう一度買ってみようかな」という心理に働きかけることができるので、再来店・再購入を促進することができます。