ハロウィンの伝統的な食べ物は?日本ではどんな食べ物が好まれるのか?

ハロウィンとは、秋の収穫を祝い、悪霊を退治する行事で、毎年10月31日に行われています。

また、ハロウィンの時期になると、家や外でハロウィンパーティーをする人も少なくありません。どうせパーティーをするなら、ハロウィンにちなんだ料理を食べたいものですよね。では、本場の伝統料理、日本ではどんなものがハロウィンでよく食べられているのでしょうか?これからパーティーをする予定のある方は、気になるところですよね。

そこで今回の記事では、ハロウィンの伝統的な食べ物と、日本でよく食べられている食べ物をご紹介します。

ハロウィンとは?

ハロウィンの始まりは、アイルラインドに住む古代ケルト人が10月31日に開催していた「サ―ウィン」という祭が起源と言われています。サーウィンは、ケルト人にとって先祖の霊の供養、さらにこの世の悪霊を追い出すために仮面をかぶるお祭りです。ハロウィンでかぼちゃのお面を被ったりするのも、サーウィンで仮面を被っていたからかもしれませんね。

また、ハロウィンが10月31日に行われるのも、サーウィンが行われていた日がこの日であることからと言われています。ハロウィンの発祥地を「アメリカ」と思っている日本人は多いですが、実は古代ケルト人が住んでいたとされるアイルランドが発祥であると言われています。

ハロウィンにオススメの食べ物とは?日本やアメリカでとくに食べられている食材は?

ハロウィンの本場の伝統料理によると、秋の季節に収穫される食材を使うことが多いようです。秋の収穫物のなかでも、アメリカや日本でとくに多く食べられているのが「かぼちゃ」です。

また、古代ケルト人が住んでいたとされるアイルランドでは、じゃがいもを主食としていたことから「じゃがいも」を使った料理もよく食べられているようです。

じゃがいもで出来るケーキ!ポクスティ

(材料)

じゃがいも…6個

塩、コショウ、サラダ油…少々

ポクスティは、アイルランドの郷土料理です。じゃがいもだけで作れるため、日本で行われるハロウィンパーティーでもオススメです。

まず、じゃがいも3つをすりおろし、残り3つを鍋で茹でてつぶします。そして、これらを混ぜ合わせ、塩、コショウで味付けをし、フライパンにサラダ油を入れて焼いていきます。すると、パンケーキのようなじゃがいもケーキの出来上がりです。

かぼちゃのポタージュ

写真:https://www.photo-ac.com

(材料)

かぼちゃ…1/4個

小麦粉…小さじ2

牛乳…400cc

バター、コンソメ、塩コショウ…少々

かぼちゃ料理でも、ポタージュは海外、日本でも広く愛されている料理です。作り方も簡単なので「あともう一品」という時も助かる一品と言えるでしょう。

まず、細かく切ったかぼちゃを皿に移し、水をかけてランプしてレンジで約4~5分チンします。その後、柔らかくなったかぼちゃを潰し、なめらかになったら小麦粉を入れて混ぜます。

さらに牛乳を100ccほど入れ、馴染ませたら残りの牛乳も混ぜ合わせます。最後に弱火~中火にかけ、沸騰させないように温めたら出来上がりです。

年末年始に太りやすい定番メニュー、意外と糖質が多いおせちの食材とは?

2021.10.21

 年末年始には、家族や友人と集まって食事をする機会も多いですよね。楽しくてついつい食べすぎてしまうことも…。今回は、年末年始によく食べるメニューの中から、とりすぎに注意したいもの、おすすめの食べ方などをご紹介します。

食べすぎに注意したい! 年末年始定番メニュー

おすし

 お正月のめでたい席では、おすしが振る舞われることもあるでしょう。脂肪と糖でできているなんてCMがありましたが、おすしの盲点はシャリに砂糖が使われているということです。1貫のご飯の量は約20gなので、7~8貫で茶椀1杯分(150g)に相当します。

 今のおすし屋さんでは、シャリ小さめで注文することもできます。加えて、サイドメニューも充実しています。野菜から食べられるように副菜や汁物、茶わん蒸しなどを先に食べれば、血糖値の上昇が緩やかになり、太りにくい食べ方になります。よく噛むことも忘れがちなので、よく噛んで食べるようにしましょう!

ピザ

 デリバリーの代名詞であるピザ。トッピングや生地のタイプによっては高カロリーとなり、糖質や脂質のとりすぎにもつながりやすいメニューです。生地が選べる場合は、一番薄いクリスピーを選び、トッピングもじゃがいもやチーズ、マヨネーズたっぷりのようなものは避けて、トマトやマッシュルーム、バジル、ブロッコリー、シーフードを使ったものを選ぶとカロリーを抑えることができます。

お餅

 お餅は日本のお正月の定番食材ですよね。お雑煮、磯辺焼き、きな粉、あんこなどいろいろな食べ方ができるので、ついつい食べすぎてしまっていませんか?実は切り餅2つでご飯茶椀1杯とほぼ同量の糖質量に相当しますので、要注意です。1回に食べる量は2つまでに抑えたり、きな粉やあんこなど砂糖を使った食べ方をするときは、ほかのメニューから糖質をとりすぎないようにしたいですね。

おせち料理

 色とりどりで栄養のバランスをとりやすいおせち料理ですが、日持ちをさせるために砂糖やみりん、醤油が多く使われるため、食べすぎれば糖質や塩分もとりすぎになってしまいます。

 黒豆、栗きんとん、だて巻きのような甘いものはわかりやすいですが、意外な食材ではかまぼこにも糖質が多く使われていて、4切れ(50g程度)で約4.8gになります。おせち料理は少しずつ食べることや、塩分の排出を促し、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる野菜や海藻類を先に食べておくことが大事なポイントです。

 焼肉やステーキ、すき焼きなど、忘年会や新年会でお肉を食べる機会も多くなるでしょう。中でもさしの入った和牛やサーロイン、カルビのような脂身の多い部位は食べすぎないよう気を付けたいですね。焼肉やステーキというと、ご飯と一緒に食べたくなるところですが、野菜と一緒に食べてみましょう。そうすることで糖質を抑え、余分な脂質を排出してくれる食物繊維をとることができます。

年末年始にごちそうを食べても太りにくくなる食べ方4つのポイント

(1)お供は温かい汁物で

 温かい汁物には、過剰な食欲を抑える働きがあります。具だくさんならなお良し。お雑煮も野菜たっぷりにしたり、つくるのが面倒ならインスタントのみそ汁に焼きのりや乾燥わかめを入れたりするだけでも良いでしょう。それも難しければ、食事の前に温かいお茶を飲むことで過剰な食欲を抑えることができますよ。

(2)食事は「野菜」から

 野菜から食べることで血糖値の上昇が緩やかになるので、太りにくい食べ方をすることができます。デリバリーならサラダだけでも用意しておいたり、箸休めにもなるきのこのマリネやピクルス、きゅうりの酢の物などを常備菜として準備したりしておくのもおすすめです。

(3)ついつい手が伸びる間食に注意!

 人が集まると、テーブルの上には何かしら食べ物が載っている状態になっていたりしませんか?これは間食が増える原因の一つです。特に夕食後の間食は脂肪のもと!21時以降はB-MAL1という余分なエネルギーを脂肪に変えるタンパク質の働きがピークを迎えるので、控えるようにしましょう。逆に14~15時台はB-MAL1の活動が最も静かになる時間帯ですので、間食はこのタイミングを狙うのが賢い食べ方です。

(4)お酒の“負の連鎖”を食い止めるおつまみ選び

 お酒の中でも特にビール、日本酒は糖質量が多いので、控えめにできるといいですね。脂っこい物や味の濃いおつまみが並ぶとお酒も進み、お酒が進むと食欲のブレーキが利きにくくなるので食が進む……という具合に負の連鎖が起きてしまうため、おつまみ選びも重要です。野菜スティックや無塩ナッツのような、食感があってビタミンやミネラルがとれるものや、刺し身、枝豆、豆腐のようなシンプルなおつまみをそろえられるといいですね。

 ジュースや炭酸飲料も血糖値の急上昇を引き起こして、体に脂肪がつく原因になります。飲むときは早い時間帯にコップ1杯と決めるなど、時間帯や量を意識したいですね。

クリスマスの起源と由来は?イブとクリスマスの意味の違いと海外での過ごし方の違い

12月の声を聞くと、世の中はにわかにクリスマスの雰囲気に包まれます。クリスマスを祝うため、街やショップは華やかに飾られ、胸躍る季節です。そもそもクリスマスの起源とは、どのようなものなのでしょうか。その意味や過ごし方についてまとめました。

クリスマスの起源や由来を知ろう

クリスマスは、日本でも広く浸透している行事です。家族や恋人、親しい友人らと過ごし、プレゼント交換などを行うなど、毎年たくさんの人々が楽しみます。

サンタクロースが空から舞い降り、煙突を抜けてやってきて、プレゼントを靴下の中に入れてくれる、それは誰もが知っているクリスマスのイメージです。

でも「クリスマスの起源は?」と言われるとどうでしょう? その由来については、あまり知られていない部分もあるようです。

クリスマスの起源とは

「12月25日のクリスマスは何の日?」との問いに、イエス・キリストの誕生日と答える人が多いのではないでしょうか。しかし、正確には「イエスの誕生を祝う日」とされています。

キリスト教や聖書には、イエスが生まれた日が12月25日だとの明確な記述はありません。そのため、生まれた日ではなく、生誕を祝う日なのです。

キリスト教のカトリック教会において、イエスの誕生をみんなで祝うようになったことが現在のクリスマスの始まりだと言われています。

カトリック教会では、教徒が集まり祈る場を『ミサ』といいます。「キリストを祝うミサ」「キリストミサ」それが次第に「クリスマス」という呼び名となったという説も紹介しておきましょう。

イエスの降誕

イエスの降誕については聖書に詳しく記されていますが、クリスマスの起源を正しく理解しておくために内容を簡単に振り返っておきましょう。

もともと、イエスの母・マリアには、ヨセフという婚約者がいました。しかし、結婚する前、つまり乙女だった時点で神の業によりイエスを身ごもります。

ヨセフの両親、はては村人たちまでも、マリアの不貞を疑い激しくののしりました。そして、不潔なマリアに罰を与えるために捕まえようとしました。

しかし、ヨセフは、決して不貞はしていないというマリアの言葉を信じました。そして二人は、追手から逃れるために、ある馬小屋に身を隠します。

陣痛が始まったマリアは、その馬小屋で男の子を出産します。その子がイエスであり、後に数々の奇跡で人々を救い、神の子と呼ばれるようになるのです。

ミトラ教とゲルマンの冬至の祭り

12月25日は『イエスの降誕を祝う日』という認識は、世界的に定着しています。しかし、そのような祝日へと至ったアプローチは、宗派などによって異なります。

古代ローマでは、太陽を祈りの対象とするミトラ教が広く信仰されていました。ミトラ教では、冬至の日に太陽は死に、その翌日に復活すると信じられてきたのです。

太陽の復活、つまり『太陽の誕生日』を祝う行事が、クリスマスの起源ともいわれています。そして、それが次第にイエス・キリストの降誕を祝うことに移行していったようです。

また、クリスマスは『ユール』が起源だとも考えられています。これは、ゲルマン人などによる冬至を祝うお祭りのことです。北欧では今でもクリスマスをユールと呼ぶ地方があります。

クリスマスやイブはいつを指す?

イブの語源は、『even』だといわれています。これは、夕暮れ時を指す英語の『evening(イブニング)』の古語にあたります。

本来、イブという言葉は、『前夜』の意味を持っていませんでした。しかし、使われ方が次第に変化し、現在では『前夜』あるいは『前夜祭』の意味で用いられています。

それゆえ、クリスマスイブといえば、クリスマスにあたる12月25日の前夜、つまり12月24日の夕方以降を指します。

イブとクリスマスの時間帯

『イブ』が『前夜』に該当するとしても、なぜ12月25日だけではなく、前日の24日から祝うのか気になるところです。

少し複雑な話になりますが、イブは『前夜』として祝っているのではなく、クリスマスその日が到来したことを祝っているのです。

キリスト教の前身はユダヤ教です。そしてユダヤ歴では、一日の区切りは24時(深夜0時)ではなく、日没だとしています。

つまり、日が沈んだ瞬間に、イエス・キリストの降誕をお祝いする日が始まります。そのため、日没と同時にお祝いを始めるのです。

日本と外国のイブやクリスマスの過ごし方

ご馳走やケーキを食べてプレゼント交換をする、クリスマスにはそんな光景を思い浮かべるのではないでしょうか。改めて、イブやクリスマスの過ごし方を、日本、そして外国について見てみましょう。

日本の場合

日本は、キリスト教を信仰する人が比較的少ない国です。それでもクリスマスは、古くから親しまれています。

日本のクリスマスには、宗教的な意味合いは色濃くありません。それよりも、家族や恋人と過ごすロマンティックな日という印象ではないでしょうか。

ケーキは不可欠なものですが、イメージするのはイチゴのデコレーションケーキのようなタイプです。また、メイン料理としてまず思い浮かべるのはチキンでしょう。

ちなみに、日本でもかつては、冬至を祝う風習が各地に見られました。元々、古代ヨーロッパで冬至を祝う行事が起源であったことが、日本でクリスマスが広く普及した理由でもあると言われています。

欧米の場合

キリスト教文化が浸透している欧米では、社会の中心に教会という存在があります。そのため、イエス・キリストの降誕を祝うクリスマスは、教会で過ごしたり、家族そろって祈る場として過ごすことが多いのです。

一般的な家庭では、メイン料理には七面鳥を選びます。カモやガチョウのローストなどもポピュラーで、それらを切り分け、家族や親族がそろって食事をするのです。

ケーキについては、フランスやアメリカなどでは『ブッシュ・ド・ノエル』が振る舞われます。木の切り株に見立てたロール状のケーキです。

ドイツでは『シュトーレン』という、ドライフルーツを混ぜ堅く焼いたお菓子が人気です。そのように、それぞれの国に特徴を見出すことができます。

メリット・デメリットを
知りたい

新しいことを始めるとき、メリットと同時にデメリットも知った上で安心して始めたいですよね。
ネットショップを開業するメリットとデメリットを紹介します。

ネットショップのメリット

低コストではじめられる

実店舗の場合、家賃に加えて外装・内装費、オープン後も光熱費や人件費など費用がかかりますが、ネットショップの場合、その一切の費用がかかりません。

24時間全世界にいつでもオープン

実店舗の場合、構えている場所のみ営業時間内しか販売の機会がありませんでしたが、ネットショップを開設することで全世界の方が来店できますし、時間を気にすることなく販売可能です。

開店するハードルが低い

思い立ったらすぐにオープン可能なので、すでに店舗を持っている方はもちろんですが、趣味の延長としてお試しで開設することもできます。

いくらでも商品が置ける

商品ラインナップは登録さえすればいくらでも販売できます。在庫の陳列を考えなくてもいいため増減を調整しやすくなります。

お客様に合わせた接客がかんたんに

お客様の傾向がデータ化されやすいので、好みに合わせた顧客リストを作成でき、メルマガやセールのご案内など、リピート客を増やす施策を取りやすくなります。

ネットショップのデメリット

見つけてもらう工夫をする必要がある

実店舗の場合、オープンすると近所の方が立ち寄ることが考えられますが、ネットショップは開店するだけでは誰にも気づいてもらえません。
集客をするために、積極的に知人や友人にネットショップ開設のお知らせを出しましょう。
また、instagramやtwitterなど告知につながるインターネットサービスを駆使して集客をする必要があります。

少しのインターネットの知識が必要

集客はインターネットのサービスを使い、お問い合わせなども基本的にメールでのやりとりなので、最低限パソコンやスマートフォンを使えることが必須です。
主に活用するのは普段使っているコミュニケーションツールですので、あまり難しく考える必要はありません。

顔が見えない

ネットショップの場合は基本的にお客様の顔が見えません。
どんな方が見てくれているのか買っていってくれているのかわからない分、お店のコンセプトを決めたり、キャンペーンを考えたり、上手に接点を持つことが重要です。

お問い合わせの対応

ネットショップはたくさんのお客様に見てもらいやすくなりますが、お問合わせも時間を問わず届きます。直接対応できないのでメールなどで返信することがほとんど。
その際、顔の見えないやりとりだからこそ相手の状況を理解して対応することが大切です。

商品を手に取れない

ネットショップは写真と文章で商品を表現します。
丁寧に説明しても、実物を手にとって見るのとではギャップが起こってしまうことも。
一目惚れで購入という場面はネットショップでは生まれにくく、吟味を重ねて購入されていきます。
その分、直接見たときの感動やインパクトがないため、商品の印象が薄くなりがちです。

資格や許可が
新たに必要?

ネットショップを開業したいけど、必要な届出や許可・資格がどんなものかわからない、という方へ。
販売したい商品によって必要な届出、許可、資格をご紹介します。

開業届は必要?

開業届を出さないからといって、罰則が科せられることはありません。
しかし、罰則がないからといって開業届を出さないままでいるのは得策とは言い切れません。なぜなら、ネットショップの利益が上がるにつれて、確定申告にかかわる問題が生じてくるからです。

確定申告が必要になったとき、状況によっては青色申告をした方がより節税につながることもありますが、青色申告は「開業届を出し、青色申告承認申請書を提出していることが必須」となります。

こうした点から考えると、本業・副業に関わらずインターネットで販売する際はあらかじめ開業届けを出しておくとスムーズです。

食品を販売したい

食品は許可や資格が必要なケースとそうでないケースがあるので、チェックしておきましょう。

許可や資格が必要なケース

基本的に、手作りのものは許可が必要と考えておきましょう。

  • 手作りのお菓子
  • 手作りのお総菜
  • 乳製品(牛乳・チーズなど)
  • 肉類
  • 魚介類(生・干物・燻製)

許可や資格が必要ではないケース

農家直送やパッケージ済みの加工品であれば、必要ないことが多いです。

  • 農作物
  • 缶詰・スナック菓子
  • お茶・コーヒー

上記でご紹介したものは、あくまで代表例です。自分が販売したい商品が許可・資格が必要かどうかは、管轄の保健所のアナウンスを参考にしてみましょう。

必要な許可・資格

資格:食品衛生責任者
許可:食品衛生法に基づく営業許可

健康食品を販売したい

サプリや健康食品は、基本的に食品と同じ扱いとなります。
そのため、パッケージ済みの加工品であれば許可や資格は必要ありません。
しかし、自宅で健康食品を製造する場合には許可や資格が必要となります。

必要な許可・資格

資格:食品衛生責任者
許可:なし

ただし健康食品の場合、食品衛生法だけでなく食品表示法や薬機法など、様々な法律が関係してくるケースもあります。
販売する健康食品の種類によって必要な資格や許可が異なるため、管轄の保健所や各都道府県の薬務課へ必ず確認をしましょう。

中古品を販売したい

中古品を販売するために特別な資格を取得する必要はありませんが、管轄の警察書で古物商許可申請を行います。
許可が必要なのは、以下の全13品目です。

  • 美術品類
  • 衣類
  • 時計・宝飾品類
  • 自動車
  • 自動二輪車及び原動機付自転車
  • 自転車類
  • 写真機類
  • 事務機器類
  • 機械工具類
  • 道具類
  • 皮革・ゴム製品類
  • 書籍
  • 金券類

必要な許可・資格

中古品販売時に必要となる資格や許可は、「古物商許可」のみです。

酒類を販売したい

アルコール度数1度以上の酒類を販売する場合、管轄の税務署へ酒類の販売業免許の申請が必須です。また、ワインが入ったボトルを加工して販売したり、みりんを取り扱ったりする場合も申請が必要なので注意が必要です。
ただし、ブランデーケーキやウイスキーボンボンなどの菓子は申請が必要ないケースもあり、色々なパターンが考えられます。

必要な許可・資格

資格:なし
許可:酒類の販売業免許

医薬品を販売したい

そもそも医薬品のネット販売は、許可を受けた薬局か薬店しか許されていません。さらに、実店舗で貯蔵・陳列している商品のみ販売が許可されています。
医薬品医療機器等法(旧:薬事法)に基づいた許可が必要なので、管轄の保健所や各都道府県の薬務課のアナウンスを参考に、必要に応じた申請を行いましょう。
実店舗がすでにある場合、所轄の保健所にネット販売の許可申請を行いましょう。

必要な許可・資格

資格:薬剤師、登録販売者など
許可:薬局開設許可、医療品販売許可、特定販売届出など

化粧品を販売したい

国内の化粧品製造販売業者から製品を仕入れて、表示・包装を一切変更せずに販売する場合、資格や許可は特に必要ありません。
ただし、自分で考えた新たな化粧品を製造もしくは販売する場合は、許可が必要です。「自分で製造・販売まで行いたい」と考えている人は許可を得てから行いましょう。
例えば、 顔や体などに使う石鹸は化粧品にあたるため、このような石鹸を製造販売する場合には、次に説明する化粧品製造販売業許可の取得が必要となります。一方、台所や洗濯で使う石鹸は化粧品にはあたらない雑貨として、化粧品製造販売業許可を取得しなくても販売が可能です。

必要な許可・資格

化粧品製造販売許可:製品を市場へ出荷するために必要な許可(製造は不可)
化粧品製造業許可:製品を製造するために必要な許可(販売は不可)

それぞれ、認められている範囲が異なるので、製造・販売のどちらを行うのかによって申請する許可を決めましょう。製造から販売まで行う場合には、2つとも許可を得る必要があります。

ペット類を販売したい

許可が必要なのは、小鳥などの小動物や爬虫類などです。犬や猫は対面での販売のみ許可されているので、ネット販売はできません。熱帯魚などの魚類や昆虫類は許可が必要ありません。

必要な許可・資格

資格:動物取扱責任者
許可:動物取扱業

輸入品を販売したい

輸入品の場合、以下のものは必ず許可が必要です。また、特定のキャラクターなど、そもそも輸入できないものもあるので注意しましょう。

  • 食品
  • 動植物(昆虫類や魚類も含む)
  • 食品が触れるもの(食器やカトラリー、はかりやバーベキューセットなど)
  • ベビー用品
  • 酒類
  • 毛皮・皮製品

ぬいぐるみなどは基本的に許可なく輸入が可能ですが、ワシントン条約に触れる動物の羽毛などが使われている場合は認められません。事前に税関に相談しておくのがおすすめです。

必要な許可・資格

資格:食品衛生責任者など
許可:食品衛生法に基づく営業許可など

輸入品の製品によって、必要な許可や資格は異なるので、税関へ確認しておくと良いでしょう。

開設後、売れるかが
不安

ネットショップを開業したとしても「本当に売れるのかな?」と不安になりますよね。
実際、ネットショップは開業しただけでは売れません。
お店を見つけてもらって、「ほしい!」と思っていただき、購入してもらうことが重要です。
そのような売れるネットショップを維持するには地道な努力や工夫が必要ですが、「具体的にどのようにすればいいの?」をイメージしておきましょう。

お店を見つけてもらおう

売れるネットショップにするためには、まずショップに訪れてもらうことがなによりも大切です。
お客さまにお店を見つけてもらうためにはいくつか方法があり、代表的なものを紹介します。

みんなが使うサービス上で見つけてもらう

instagramやtwitterなど告知につながるインターネットサービスを駆使して集客をする必要があります。
こういったサービスは

  • 個人でも簡単に情報発信ができる
  • 不特定多数の人と繋がれることができる

という特徴を持ち、宣伝には欠かせないツールとなっています。
サービスによって利用者層が異なってくるので、利用するサービスによって狙えるターゲットや宣伝手法を変える方法があります。
自分のネットショップが対象としたいお客さま層が多く利用しているサービスを選び、商品やショップを宣伝していくと良いでしょう。

ブログで宣伝する

ブログでの宣伝では、画像や文章で商品やショップを紹介し、最終的にショップへアクセスしてもらう流れをつくることができます。

先ほど紹介した「みんなが使うサービス」と比較して

  • 長文が入力できる
  • 写真や動画を何枚も入れることができる
  • 検索エンジンからの来客を期待できる

といったメリットがあり、既存のお客さまへ新商品やキャンペーンなどの情報発信の場として使用したり、新規のお客さまへのアピールとして活用することができます。

口コミで宣伝する

商品レビューなど、「実際に商品を使用したお客さまの声」によって商品やショップが宣伝されていく方法です。
実際に商品を手に取ることができないネットショップでは、実際に購入した人の口コミ(感想)は信頼性が高く、同じような悩みを持つお客さまの不安要素が解決されるきっかけとなり、売上にも大きく繋がります。
また、口コミは自然に発生し拡散されていくという特徴をもっており、費用をかけることなく、宣伝効果を得られる方法の1つです。
先に紹介した「みんなが使うサービス」で商品が紹介されるきっかけも得られるので、併せて意識するとよいでしょう。

購入へつなげる工夫をしよう

お客さまにショップを知ってもらえたら、次は「購入を促す」ことが必要です。

買いやすいネットショップにしよう

かんたんに商品が探せて、必要な情報が確認できることが重要です。
お客様の目線になって、欲しい情報が見やすい場所にあるか確認してみましょう。

  • ネットショップのデザインが見やすいものになっているか
  • 写真は商品の状態がわかりやすい状態になっているか
  • 商品の説明は、サイズや質感を含め詳細に書かれているか

魅力的な商品を売ろう

ここでいう魅力的な商品とは、デザインや機能性はもちろん、お客さまにとって“親切”であることが大切です。

  • 季節にあった商品が揃っているか
  • サイズが揃っているか
  • サイトに訪れるお客さまの性別・年齢層に合っているか

例えば、kidsファッションを販売している場合、購入する人の多くは「親」なので、親子でお揃いのコーディネートができる商品を扱うことで、ショップにきたお客さまをより一層満足させることができます。
また、冬なのに水着や半袖・タンクトップといった夏物アイテムがショップの一番上に表示されていると、「このショップには欲しいものがなさそうだな…」とショップを見ずに離れてしまうお客さまもいるかもしれません。

購入の決め手をつくろう

どんなに魅力的な商品があっても、実物を見ないで買うという点で、お客さまは少なからず購入を迷ってしまうこともあると思います。
こうした時に購入の決め手をつくる方法として、

  • メールマガジンを送る
  • キャンペーンやクーポンを実施する

また買ってくれる人を増やそう

集客や販促によってお客さまを獲得したら、今度はお客さまがリピーターとなるような工夫をしていきましょう。

ファンになってもらう工夫をしよう

好きなお店だったり、最後までとても丁寧に対応をしてくれるお店の商品は、また買いたいと思うものです。
購入してくれたことに感謝を伝えるメッセージカードを同封して安心してもらったり、先ほどの「みんなが使うサービス」でお客さまと交流したりすると、お客さまからの好感が得られます。

キャンペーンを開催してみよう

リピーターの獲得には、キャンペーンを行うこともとても効果的です。

  • ノベルティの配布
  • 2回目は送料無料
  • 2回目は10%オフ

といった特典は、「おトクに買えるならもう一度買ってみようかな」という心理に働きかけることができるので、再来店・再購入を促進することができます。

お金はどれくらい
かかるの?

大手の通販サイトより違って初期費用が発生しますが決済手数料が少ない、振込手数料などはないのが利点です。

ネットショップを開業するサービスに登録する初期費用が掛かかります。

  1. レンタルサーバーとドメインを用意する
  2. サーバーにワードプレッスをインストールする
  3. ワードプレッスにECテーマとプラグインをインストールする
  4. 決済手段を用意する(クレジットカードを導入するなら手続きが必要)、

など含めてお客様の要望次第で126,000円ぐらいかかります。

初期費用後はサーバー管理費は年間42,000円、カード会社の決済時3.25%だけで運営できます。

開業する初期費用がありますががサーバー費用だけがかかる

大手通販と比べ運営するにかかるお金の種類

  • 決済手数料
  • 振込手数料
  • サーバー管理費

決済手数料について

決済手数料とは、サイトで商品が売れてお客様が決済をするタイミングで頂いている手数料です。

 ワードプレッスでのサイト大手通販サイト
決済手数料3.25%6.6~8%
振込手数料・事務手数料0円550円
サーバー管理費42,000円0円

年間売上1年目
3,500,000
2年目
4,500,000
3年目
5,500,000
4年目
6,500,000
5年目
7,500,000
総支払額
決済手数料6.6%231,000297,000363,000429,000495,0001,815,000

年間売上 1年目
3,500,000
2年目
4,500,000
3年目
5,500,000
4年目
6,500,000
5年目
7,500,000
総支払額
初期費用126,00000001,229,750
サーバー管理費42,00042,000 42,000 42,000 42,000 総差額
決済手数料3.25%*113,750146,250178,750211,250243,750585,250
※カード決済の3.25%はカード会社の手数料が発生してます。

運営にかける時間が
とれなさそう

ネットショップにかかる労力がどれほどかをイメージできない状態ではじめて「こんなに大変だとは思わなかった」と後悔したくありませんよね。
ネットショップを運営する上で、主にどのような業務が発生するのかをご紹介します。

商品の登録・管理

商品の名称、価格、説明文、画像、在庫数などの登録を行う業務です。
魅力的に紹介されている商品は買いたくなりますよね。お客様の買いたい気持ちを盛り上げるための非常に重要な業務です。
ワードプレッスの管理画面で簡単に入力することが可能です。

在庫・物流管理

商品の入荷、保管、梱包、出荷といった在庫と物流を管理する業務です。
品質の管理は特に飲食品やアパレルなどで重要となります。
追加プラグインで、この業務をしやすくする機能を用意できます。

集客・販売促進

作ったネットショップへお客様を呼び込んだり、商品を買ってもらう工夫を行う業務です。
商品ページの改善や、新商品、セールなどをお知らせの見せ方を工夫するデザインなどを行います。
クーポンや販売促進メールの作成・配信もこの業務に含まれます。
instagramやtwitter、facebookなどのサービスを利用した広報も効果的です。

お客様対応

お客様からの問い合わせなどの窓口となる業務です。直接お客様の声が届き、お店のイメージが左右されるポイントとなるため、非常に重要な業務です。また、お客様の声を把握する機会なので、ネットショップの改善に活かすこともできます。